第 8 章 Decision Tree
この章で分かること
実戦では、全部は考えられません
3 秒の判断ツリー
毎ハンド、ここだけは必ず通します
- ① 自分のポジションと有効スタック
- ② このボードは、どちらのレンジに有利か
- ③ 自分の手はレンジの上・中・下のどこか
- ④ デフォルトの行動(ベット/チェック/降りる)
使う場面
- ほとんどのハンド
- ポットが小さい局面
- 判断が明らかな局面
目的
- 迷わないこと
- 時間を使う局面を選別すること
- タイミングテルを出さないこと
90% のハンドは、この 4 つで終わります。残りの 10% に時間を使うための仕組みです。
10 秒の判断ツリー
ポットが大きい局面、判断が割れる局面で使います
- ① 3 秒ツリーの 4 つ
- ② 相手のレンジを 3 種類、具体的なハンドで挙げる
- ③ 自分の手は、そのレンジに対して勝っているか
- ④ ポットオッズと必要エクイティを出す
- ⑤ ベットするなら、サイズの理由を 1 つ言う
- ⑥ 次のストリートで何が起きるかを 1 つ想定する
② が言えない時は、まだ判断できる状態ではありません。迷ったら降りるのが正解になります。
深掘りツリー(レビュー用)
実戦では使いません。ハンド後の分析専用です
| ① 前提 | ポジション・スタック・レーキ・相手のタイプ |
| ② 2 つのレンジ | 自分と相手を、13×13 の形で確定させる |
| ③ ボード分析 | レンジ優位・ナッツ優位・エクイティ分布 |
| ④ コンボ計算 | バリューとブラフを、具体的な数で |
| ⑤ 数学 | ポットオッズ・MDF・EV を計算する |
| ⑥ GTO の基準線 | 理論上どうするのが標準か |
| ⑦ Exploit | 相手の逸脱に基づく調整はあるか |
| ⑧ 代替ライン | 他の選択肢と EV を比較する |
1 ハンドに 10 分かけて構いません。実戦の速さは、この作業の蓄積で上がります。