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この章で分かること

実戦では、全部は考えられません

  1. 3 秒の判断ツリー
  2. 10 秒の判断ツリー
  3. 深掘りツリー(レビュー用)

3 秒の判断ツリー

毎ハンド、ここだけは必ず通します

  • ① 自分のポジションと有効スタック
  • ② このボードは、どちらのレンジに有利か
  • ③ 自分の手はレンジの上・中・下のどこか
  • ④ デフォルトの行動(ベット/チェック/降りる)

使う場面

  • ほとんどのハンド
  • ポットが小さい局面
  • 判断が明らかな局面

目的

  • 迷わないこと
  • 時間を使う局面を選別すること
  • タイミングテルを出さないこと

90% のハンドは、この 4 つで終わります。残りの 10% に時間を使うための仕組みです。

10 秒の判断ツリー

ポットが大きい局面、判断が割れる局面で使います

  • ① 3 秒ツリーの 4 つ
  • ② 相手のレンジを 3 種類、具体的なハンドで挙げる
  • ③ 自分の手は、そのレンジに対して勝っているか
  • ④ ポットオッズと必要エクイティを出す
  • ⑤ ベットするなら、サイズの理由を 1 つ言う
  • ⑥ 次のストリートで何が起きるかを 1 つ想定する

② が言えない時は、まだ判断できる状態ではありません。迷ったら降りるのが正解になります。

深掘りツリー(レビュー用)

実戦では使いません。ハンド後の分析専用です

① 前提 ポジション・スタック・レーキ・相手のタイプ
② 2 つのレンジ 自分と相手を、13×13 の形で確定させる
③ ボード分析 レンジ優位・ナッツ優位・エクイティ分布
④ コンボ計算 バリューとブラフを、具体的な数で
⑤ 数学 ポットオッズ・MDF・EV を計算する
⑥ GTO の基準線 理論上どうするのが標準か
⑦ Exploit 相手の逸脱に基づく調整はあるか
⑧ 代替ライン 他の選択肢と EV を比較する

1 ハンドに 10 分かけて構いません。実戦の速さは、この作業の蓄積で上がります。